株で得られた自信
株式投資は、多くの人にとって資産形成の大きな可能性を秘めた手段です。
日々の値動きにワクワクし、上昇相場の恩恵を享受できるとき、その魅力は計り知れません。
しかし、同時にそれは大きなリスクを伴う世界でもあります。一夜にして資産が半分になることも、期待を裏切る急落に直面することも珍しくありません。
投資の世界に足を踏み入れるとき、その魅力だけでなく『怖さ』も理解することが重要です。
株について
株とは、企業が資金を集めるために発行する「株式」という証券のことです。
株式を購入すると、その企業の一部を所有することになり、株主と呼ばれます。株主になると、以下のような権利やメリットがあります
1. 配当金
・企業が利益を上げた場合、その一部を配当金として受け取ることができます(必ずしも毎回支払われるわけではありません)。
• 配当金を出している企業の株を長期保有していると、安定的な収入を得られます。
• 特に、銀行やインフラ関連などの高配当銘柄を持っていると、10年間でかなりの配当収入が期待できます。
2. 値上がり益(キャピタルゲイン)
・株を買ったときよりも高い値段で売れた場合、その差額が利益となります。
• 2013年以降、世界的に株式市場は上昇傾向にありました。特に、アメリカのS&P500やナスダック、日本の日経平均株価は大幅に上昇しました。
• 例:2013年の日経平均は1万円台でしたが、2023年には3万円を超える場面もありました。現在は4万円近かく成長しております。
• 成長企業(例えば、GAFA株や日本の一部の成長企業)に投資していた場合、大幅なキャピタルゲインを得られた可能性があります。
3. 株主優待
企業によっては、自社の商品やサービスを株主に特典として提供することがあります。
ただし、株価が下がれば損をするリスクもあり、企業が倒産した場合、投資したお金を失う可能性もあります。
簡単に言うと、「株」は企業と投資家をつなぐツールで、企業にとっては資金調達の方法、投資家にとっては利益を得るための手段です。
• 日本株特有の株主優待を10年間受け取れた場合、その価値も積み重なります。
• 例:レストラン割引券や商品詰め合わせが毎年届く優待株を保有していた場合、楽しみながら資産を増やせたでしょう。
4.複利の強さ
• 配当を再投資していれば、複利効果でさらに資産が増えたでしょう。
・複利はマジで資産を爆上げしてくれます。間違いない、。
• 10年前に比べて多くの企業が成長し、収益を増やしています。成長市場や新興産業(例:IT、AI、電気自動車関連)の株を持っていた場合、大きな利益を得られた可能性があります。
• 再投資を続けた場合、複利の効果で資産が雪だるま式に増えます。
• 例:年平均5%で成長する株を10年間持ち続けた場合、単純計算で資産は約1.63倍になります。
具体例
• アメリカ株(例:アップルやマイクロソフト)を10年前に買っていた場合、株価は数倍~10倍以上になっている可能性があります。
• 日本株(例:トヨタ、ソニー、ユニクロなど)も成長株であれば、数倍に値上がりしているものがあります。
5.為替の脅威
• 円安の進行により、ドル建て資産(アメリカ株やETF)を持っていた場合、為替差益も得られました。
• 例:2013年ごろの為替レートは1ドル=100円前後でしたが、2023年には150円近くになる場面もありました。
6. インフレ対策としての資産保全
• 株式投資はインフレに強い資産です。インフレによって現金の価値が目減りする一方、企業の利益は物価上昇に対応して増加するため、株を持っていることで資産価値を保全できます。
まとめ
株式は企業に投資する手段として広く利用されています。株式成長企業の成長に参加し、利益を得ることができるように、リスクも伴うため、十分な知識と分析が重要です。詳しいことで、より良い投資判断が可能となり、利益を出すことができます。
澤田コラム
株を始めたばかりの頃は短期売買を繰り返し毎日株をみていました。少しの値下がりにも敏感となり、ビクビクしていた頃が懐かしいです。
今となっては10万単位で損することを受け入れて、また上がるだろうと冷静に見ることができております。
ただ塩漬け株が多くて困っており、損切りの難しさを日頃痛感しております。
損を気にすることは人間の性
含み益は実際には元手が下がったわけではありません。しかし目で見てお金が減っていることを人間は受け入れることができないのかもしれません。とかいう私も貧乏なのでお金が減ることに関してストレス感じやすい性格です。100円単位の値下がりも許すことはできません。
ほんま勘弁してほしいこっちゃーー
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